1日1人の自殺
小学部は、私のこんなモヤモヤした気持ちから始まりました。去年書いたものです。
(やや過激ですが、ご興味ある方はどうぞ~)


\サマースクール今年も開校します/
(6/3から募集します~)

日常的に通える学び舎計画、ボチボチと進めています。(→現在は、もう開校しています。)

日常的に通える学び舎とは・・・つまり、公立小学校に行くことを選択しないで、ころあい自然楽校の小学部に通うということです。

小学校は義務教育では・・・?と思われた方、「義務」はこどもにあるのでしょうか?そんなこと学校で習ってないよって方、調べてくださいね。

「自分で調べることが大事!」



 文科省の現学校教育、みなさんどう思いますか?

・小学校はみんな行くから行かせる?
・義務だと思っていた?
・まだ先のことだからわからない方もあるかも?

それぞれの御立場で、いろんなご意見があると思いますが、私個人的には「行っても行かなくてもどちらでも良い」と思っています。



小学校は、自分の自宅から近くにあるということで、
・近くの友だちと毎日過ごせること。
・地域の行事に参加しやすいこと。
・無料だということ、など良いところもあるとおもいます。
でも、教育内容が素晴らしいかと問われたら「???」です。先生たちは、どの方もきっと一生懸命してくださっています。

が、が、が、が、しかし!

内容はどうでしょう。

「自分の頭で考えさせてくれない教育」「一斉教育」ゆえに指示待ち人間の大量生産・・・

おっと、言いすぎましたね。言い過ぎたかな?いや、ほんまですよ。

こどもが悪いんじゃない、先生が悪いのでもない。制度の問題ですね、きっと。私はそう思っています。


無意識に競争させられる、優劣つけられる、人とちょっと違うところがある人は、支援学級ね!なーんて。こども同士でいじめが自然発生的に起こるように制度がつくられているのでは?!と思ってしまいます。


こどもがやけにイライラしている。反抗期かな?
いやいや、低学年で反抗期なんて来るかな?
休日もその子はイライラしてますか?そんなことないとおもう。
先生は学校で特に何もないと言ってる。学校と習い事と宿題と無理させ過ぎちゃうかな?休む暇あるかな?
「おかしいな」「なんでやろ」おとなが感じる心、大事にしたいですね。
しんどいこどもはSOS出していますね。きっと。どうにかしなくちゃ。

「人」って、そんなに分けなくてもきっと生きていけます。いろんな項目で分けることのメリットよりも、分けないことのメリットの方が、こどもには大きいと感じています。
(ゆえにヨーロッパでは、かなり前から「分けない教育=インクルーシブ教育です」日本は時代の流れ、遅すぎ~なんですよね。涙)

あ~また白熱してしまう・・・熱くなってすみません。

とにかく、私は、いまの文科省の学校教育には異議あり!です。

で、同じような想いを持つ有志の大人たちと集まって「ころあい自然楽校の学び舎つくる会」を発足させました。この学び舎の前進となる、サマースクールを今年は開催します。
自然楽校の小学部があったらぜひ通わせたいと言ってくださる保護者もあって、いよいよこの時が来た!と感じております。今年のサマースクールは「秋以降も、自然楽校の小学部に通いたい」というこどもを優先的に募集します。

以上、去年の文章はここまで。


去年の私は熱かった・・・いや、今年も熱いかな・・・



この1年弱、小学部の説明会を何度もしてきてわかったことですが、

来る子、来る子、気持ちが疲弊しているように見える子が多くて、とにかく心が痛いです。

子どもだけじゃない、おかあさんだって孤軍奮闘されてきたんだろうなぁ…と感じます。

限界になるまで行かせなくてよかったかも…なんて、私は個人的に思ってしまうのですが、

自分のこどものことって、近くて案外わからないものなんですよね。私もそうです。

そして「行かない選択」を寛容に許してくれる、そういう世の中じゃないですもんね。

行って当たり前、行けなければ親も祖父母も「なんで、うちの子が?!」となる。

ご近所の目だってあるし。

追い詰められるところまで追いつめられていくんですよね。

小学校なんて、行っても行かなくても、どちらでも良い。

他の選択肢も良い。

行かんでも死なへんよ、おとなになれるよ~

と、困っているこどもたちに言ってあげたいです。


小学生から高校生までの年齢のこども、1日に1人が自殺しています。

そんな国、世界のどこを見渡しても日本だけではないでしょうか・・・

このままでいいんかな。

ひとりひとりが輝きをもって、大人になれる。

そういう世の中になるように、一石投じたくて小学部継続しています。

ころあいの小学部みたいなところが市町村に1個ずつでもあれば、

救われる子は多いと思うけど、なかなかです。

(市町村がつくっている「適応教室」というところは、不登校の子どもを対象としていますが、

目的は「学校に戻すこと」なので、ころあい自然楽校の想いとはかなり違うなぁと思っています・・・)



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