兵庫県加古郡稲美町で預かり保育や親子クラスをしています~
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昨日頂いた、サマースクール小学部御礼のメールです。
とても嬉しい内容だったのでご本人の許可を得て、掲載させて頂きます。 以下転載。 サマースクール、ありがとうございました。ゆりちゃん、まゆみちゃんはじめ、スタッフのみなさんには、もう本当に、感謝しかありません。 伝えたいことがたくさんで、長文になりますが、お時間あるときにお目通しください。 ●サマースクール、行く! 緊張の面持ちで参加したサマースクール初日、迎えに行くと「私、サマースクール、行くわ!」と晴れ晴れした顔で出てきた娘の顔をとっても覚えています。その時、「遠足、行くことになってん。場所はまだ決まってないけど、電車で行くから、切符を買わなあかんから、お金を貸してください!」と言った真剣な顔も忘れられません。 ●想いは叶う 「やりたいこととか、夢は、ずーーっと心の中で想っていると、叶うねんて!」これは、ゆりちゃんが学校をつくるに至るまでを聞いた日に話していました。まゆみちゃんが学校をつくろうと思ったこと、についても真剣に話していました。「想いは叶うんだよ」ということ、心に刻んで帰ってきたんだなぁ、と思いました。 ●人の話は「目と耳と心で聞く」 「人の話はねー、目と耳と『心』で聞くんやで!」と教えてくれました。この先、娘はずっと心がけていくでしょうし、私も忘れません。 ●生活の中のすうがく 家のお茶ポットのメモリを見て、「これが○○ミリリットル」と言ったので、驚きました。シャボン玉液をみんなで作った日のことです。 4たす4たす4は、12やねんて!自然楽校でやった!と目を輝かせて言ってました。 (家ではその後、お金の話になり、じゃあ、4万たす4万たす4万は、12万! 12万あったら何しよ~!ということで盛り上がりました。) 「にぃ、しぃ、ろぉ、はー、と、十。 にぃ、しぃ、ろぃ、はー、と、二十。な、こうやったら、百まで早く数えられるねん」と得意げに言っていました。これも自然楽校でやったのでしょうか。いつだったか、家で同じようなことをやった時には、「わからへん」って言っていたのに。いつか、スッと入ってくる時がくるんですね。親はそれを待てばいいだけなのかもしれないです。 ●ともだち 「夏休みの宿題、『ゴミ箱にぽいぽい~って捨てたいわ!』って言っている子がいてん。私もそう思った~」楽しそうに話しました。同じ気持ちで痛快だったのでしょう。 「私より、ずっと、絵、うまい子がいる!3年生やねんて!」これは、憧れのように話していました。 最終日、「3年生のともだちができた♪」(絵が上手い子とは別の子のようです)「また来年、会えるよな!次は新しい1年生も入ってくるしな!」(来年も行く気満々です) 1年生も3年生も5年生も、当たり前のように隣に座っている、って良いですね。 ●森 暑い中、見守ってくださって、ありがとうございましたの気持ちでいっぱいです。 ブログに書いてくださっていた、スタッフRちゃんの言葉「サマースクール無くなったら、子どもたち遊ぶところがない」 ほんまや、と思いました。 近所には学童通いの子も多いのですが、児童館に併設になっていらるその学童には外遊びスペースはほとんど無いです。また、家庭によって考え方も様々で、この暑さの中で外遊びなんてさせられない、というお母さんもいます。でも、自然の中での遊びでしか見れないものもある、感じる事ができないこともたくさんある、と私は思います。ひからびたミミズとか、水遊びで見えた虹とか、怖かったけど登りたい気持ちの方が勝って挑戦した木登りとか。だから、子ども時代にたくさん外に出てほしい。でも、暑い環境を作ってきたのも大人だし、外遊びの時間と空間を奪ってきたのも大人だし、大人の責任、大きいように思うのです。 ●講座 最初に心わしづかみにされて帰ってきたのが、アロマの講座。バスソルト作りがとても楽しかったようで、家に帰って、得意げにお風呂に入れて披露してくれました。 防災講座をきっかけに、カラーマンホールにとても興味が湧いたようで、スタンプラリーを一緒に楽しみました(絵日記にマンホールを書いていました)。 読書感想文講座、聞けて良かったです!この講座を聞かなかったら、そもそも読書感想文に取り組まなかったかもしれません。(「読書感想文、自由研究、工作、絵 の中から1つ以上取り組む事」という、現在通学している学校(学年)のスタンスだったので、やってもやらなくてもよかった)「自分の想いを他者に伝える練習」である、というお話、「本を介して夏休みの思い出を一緒につくれたらそれで良いじゃないか」というお話に深く納得しました。講座の時に選んだ本を題材に、インタビュー形式で出た言葉をそのまま書いていってもらい、 ゆりちゃん方式で「切り貼り」→清書。原稿用紙に書くと、なんだかそれなりにサマになり、思ったことが形になっていく過程を一緒に楽しめたように思います。私は、書き間違いを指摘しすぎたかなぁ、と反省。でも本人は、意外にも、「これ、楽しいなぁ」と最後まで根気よく仕上げ、達成感に満ち満ちた顔をしていました。 ●えんそく バスや車で連れて行ってもらうのではなく、自分たちで切符を買って電車に乗って行く遠足、行き先も自分たちで決める。こんな遠足、いいなぁ、と思いました。 おやつの選び方「添加物のなるべく少ないものを選ぶ」 こんなこと言ってくれる学校、他に無いと思います。添加物って何?から始まり、(仕事で常に触れているのに、小学1年生にわかりやすく伝えるって結構難しかったです。。)食品の「裏」を見て買うこと、その意味。食べるものを選ぶ時に我が家では何を大切にしているかを伝える、よいきっかけでした。 延期はずいぶんもどかしかったようで、参観の時の羽生選手のイメージの話の後、「頭の中では(イメージでは)遠足に行ってた」と。 そんな待ちに待った遠足、自分で率先しておにぎりを握り、おかずも詰め、「もう(お母さんの)化粧はどうでもいいやんか、行こう」と急かされた朝の出発でした。 帰りの車の中では、開口一番、「楽しかったー!」目を丸くして、「切符、めっちゃいっぱい買ったで!」再度、「今日、楽しかったぁぁぁ」と心からつぶやいていました。 一日経った今日も、ふと「自然楽校、楽しかった」「遠足、楽しかった、全部回れてないから、また今度、一緒に行こう!」と言います。 まゆみちゃんに教えてもらった歌も時々口ずさみます。(一度聞いたらすぐに歌える、とてもいい歌ですね)「いだい(偉大)」ってとういうこと?と聞かれました。「う~ん、「大きい」とか「大切におもう」とか、そういうことかなぁ」と答えました。 自然楽校は、思っていたのと全然違って楽しかったのだそう。 どんなのを想像していたんだろうか~。 やりたい気持ちもやりたくない気持ちも、どちらも尊重してもらえる環境なんだ、ということを肌で感じ、「これを言ったら(やったら)怒られるんじゃないか」などと気を使うこともなく、伸び伸び過ごせていたんだろうなぁ、と思います。 「2年生の夏休みも、自然楽校のサマースクール、行くわ!」と、言っています。学校にも行くけど、時々休んでころあい自然楽校に行くわ、なんて自由なことも言ってます。 行かせてよかった。自然楽校で感じたこと、見聞きしたことが、今後、娘の支えになるときが、きっと来る、と思います。ご縁をいただいたこと、幸運でした。 「こどもは、全て持ち合わせている」という考え方、とても好きになりました。 ころあい自然楽校に全部通うことにする!と言ったら、行っておいで!と言える静かな覚悟もできました。 こんなに良いサマースクールがなくなるのは、もったいない!と力を寄せてくださったスタッフさんの気持ちが、今、すごくわかります。私も、できることがあれば、なんでもやりたい、そんな思いでいます。 転載ここまで。 昨日は、仕事で新幹線。 車中で何気なくメール見て、涙。 件名に「泣きます」と書いておいてほしかったです。笑 隣に人がいなくてよかった。 楽しんでさせてもらっている仕事で、お金を頂いて生活できて、その上こどもや保護者に感謝されるなんて、本当にありがたいです。 自然楽校で行うひとつひとつのプログラム、私たちスタッフの言動がこどもの心をつくっていく。 そう思うと、毎日気が引き締まります。 ころあい自然楽校の一番の特徴は?と聞かれたら、 私は迷わず、こう答えます。 「たくさんの愛で溢れていることです」 何ものにも変えがたいもの。 最高の、教育の土台になります。 ------------------------------------------------ 兵庫県加古郡稲美町の認可外保育所(預かり、親子クラス)です。2018年秋、小学部開校予定。詳しくはホームページをご覧ください* ホームページはこちら
**************************************************** ころあい自然楽校 兵庫県加古郡稲美町の豊かな自然の中で預かり保育をしています。 HPはこちら お問い合わせはこちら→eekoroai☆gmail.com **************************************************** * コメント *
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