兵庫県加古郡稲美町で預かり保育や親子クラスをしています~

どんぐり学習(前編)
「本物の学力を育てるとっても簡単な方法」

どんぐり学習、講演会に足を運んできました。


どんぐり学習法とは?

過去記事こちら



講演会、研修会、昔から大好きで、

保育園にくる講演会案内はすかさずチェック。

下っ端にも関わらず、いろんな研修に行かせてもらっていました。


園長先生「そんなに研修ばっかり行って、何者になるんや」

と突っ込まれたのを、今でもよく思い出します。笑



話がそれましたが、講演会は今でも大好き。

その道を究めようと頑張ってきた方から

お話を聞かせてもらえるなんて、本当にありがたい機会です。


講演会、一言でいうと

「教育を語る講師、感じていることは似ている!!」

でした。



もう、内容が濃すぎて、ここにすべてを書くのは難しい。

(親子クラスに来てくださっている方には、私が覚えている範囲で 再来週シェアしますね!親子クラスの特権ですね〜*)



とにかく、いまの教育ではこの先こどもたちヤバイよ?!

という危機感にも似たものを、みな感じている。

私も実際そうだし。



小学校入って、算数が暗記?!なぜなぜどうして?

考える教科だったのはひと昔前までの話なんですかね。



《一年生 さくらんぼ計算》

やり方聞いたけど、

いまいちよくわからなかった。

答えはわかるのに、

やり方指定されるのは何故?!

いろんな解き方があっていい、というのが

世界の動向のはず。

これじゃあ戦前教育やん。





《3年生 余りのある割り算》





時間制限あり。全然できなかった。

早く早くと焦れば焦るほど、

出来なくなる。


計算ドリルなど、繰り返しする問題は

害悪だと仰っていた。


人間は、単純作業を早くしようとするとき、

思考停止する様に出来ているとか。

これは、別の本で読んだ話。

だーかーらー

フラッシュカードや、く○ん式は

どんぐり学習法とは正反対の位置付けにあるらしい。



文章問題は、ただの計算問題である証明。






こどもの気持ちになって、と出された計算問題。

15分でギブアップでした。

もうええわ、お腹いっぱい。

小学生のとき、なんの意味があるんやろうと

思いながらやっていた私の感性は

優れていたのだ。

それが証明された気がして嬉しかった。笑

やっぱり計算問題たくさんすることに

意味はなかったのだ!!!!!


講師が仰った

「人生を楽しむために、考える力を育てる」

この言葉が、私はとても素敵だなぁとおもいました*

考える力=将来の受験のためにつける力

と、なんとなく考えがちだけど、

そうじゃないんだよなぁ・・・と。



大学受験、2020年にセンター試験廃止ってみなさんご存じでした?

それに伴って、数年前から中学受験や高校受験も

全国の学校でどんどんやり方を変えているそう。


「1192年何がありましたか?」という暗記だけすれば点数につながった時代はもう終わった。


これからは、総合的な力が試される。

と、昨日この本で読みました。





この本の紹介もまた後日させて頂きますね。




講師は、どんぐり学習法を

ご自身のこどもたちに行うことで、

自分が幸せになったのですって。


怒る回数が減って、

本当にどんぐり学習法を知って良かったと

仰っていました。



世の中には、いろんな学習法があって、

それはそのときのテストの点数をあげることは出来る。

でも、こどもの感情を守りながら(楽しみながら)できる学習法は

「どんぐり学習法」だけだとおっしゃっていました。

(後編につづく)
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カテゴリ : あそんで育つ学習教室

2017年09月12日11:40

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