兵庫県加古郡稲美町で預かり保育や親子クラスをしています~
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【間違った保育を受けてないか?してないか?】 今年は、他園からの転園希望が多い。 「保育園に行きたくないと言っていて、困っている」というお母さんたちの声。 こどもによって、 「保育園に行きたくない」 の理由は様々だろうけど、多くは保育が間違った方向に行っていることが原因、と私は思っている。 〇こどもの自由に遊べる時間がない、 〇保育士の余裕がない のが大きな原因だと思う。 こどもたちや保育士を苦しめることになってるのが「行事」 運動会、音楽会、生活発表会・・・ 保護者にとっては、どれも毎日の保育の成果を見られる楽しみの行事だと思う。 でも、それよりも幼児期のこどもたちにとってもっともっと大切なことがある。 それが 「心を育むこと」 「身体を動かして精一杯あそぶこと」 この二つは、「こどもが自由に遊ぶ時間」にこそ、育まれるもの。 行事のための保育で、毎日忙しくしていると、一番に取り上げられるのは、幼児期一番大切にしたい「こどもが自由に遊ぶ時間」なのだ。 「何かが出来るようになること」 例えば、音楽会や運動会の演目をそつなくこなすこと、は二の次でいい。 それがもし、こどもの苦痛になっているなら、何故こどもはそんな気持ちになってしまっているのかを、園長含め保育士全員で話し合いをして、改善しないといけない。 行事は、保護者に「成果を見せるもの」ではなく、こどもが「楽しんで、やりたいと思ってやる」からこそ成長が見えるもの。 (ほんまの成長っていうのは、目に見てわかりやすい形ではないものなんだけど) 「〇〇が出来るようになること」よりも、 幼児期は友達との関わりの中で、人間関係を学んでいくことが最重要。 特定のスポーツに特化するのではなくて、でこぼこの場所を走ったり、おにごっこしたり、体幹を鍛えることの方が、身体をつくる上で何倍も大事。 保育園では、行事の2-3か月前から練習が始まる。 行事の練習は待ち時間も長いし、ここで座ってなさい、と規制されることも多い。 こどもたちに1時間~2時間じっとしていなさい、なんて拷問以外の何物でもない。 こどもは動き回って、感性を爆発させてあそぶ人たちなんです! 行事保育に楽しんで参加できる子はいいのだけど、そうでない子が多いのは当たり前。 1-2時間座ってられない、保育士が考えた行事の練習についてこれない子を「発達障がい」というレッテルを貼って、排除しようとする保育士もいるようで、ほんま怒りしかでてこない。 保育士の資格もってます? 本質的な「幼児教育」勉強しました?って聞きたい。 発表会前になると、夜尿(おねしょ)や、チック、登園拒否なども当たり前に出てくる。 大人によく見せようとしたり、保育士に怒られたりしないか、とこどもたち、ものすごくプレッシャーなんだよね。 保護者は、どの人も 「毎日楽しく保育園や幼稚園に通ってくれたら嬉しい」 って思ってるんじゃないかな? 行事保育によって、それが損なわれるとしたら、本末転倒。 もう一度、原点に立ち返る必要がある。 保護者も 「こどもが自由にあそぶこと」が幼児期には、何より一番大事なんだ、と認識して、そういう保育園や幼稚園を選ばないと、本質を大切にする保育園・幼稚園は増えない。 園を変えることは難しくても、自分のこどもが行事前にどんな顔で日中過ごしているかを見ることもできる。 参観日の保育なんて、いつもの保育じゃないから参考にならない。 「保護者に見せるための参観日用の保育」として用意されている園が殆どだと思う。 何もない日に、何日か見にいくことが大事。 こどもたちが、どんな言葉をかけられて、どんな扱いを受けているかを見た方がいいな、という事例が多々。 これは、認可・無認可に限らない。 認可だから安心、大きい園だから大丈夫でしょ、こども園は大丈夫よね、とか無い。 園で叩かれているような例は少ないと思いたいけど、園側がこどもの心身をここまで追いやっていると虐待ですね、という例もある。(大げさでは無い) おかあさんたち、毎日びっくりするほど忙しいけど!でも、幼児期のこどもにとって、保育園ってめちゃくちゃ重要だから、しっかり見て選んでください。 プロの目でみて、良い園って残念だけど、ほんと少ないんです。 園で過ごす数年間で、人間の基礎がつくられるからこそ、声を大にして言いたい。 こどもたちが自由にのびのび遊べる保育園が増えますように! 想いが長くなりすぎたけど・・・ 2023年度新入園児(3.4歳児)募集しています。 次の見学説明会は、12/8(木)です。 ころあいの保育は、外で遊んでいるだけ、とは違います。 一人ひとりの成長に眼差しを向けて、体幹を鍛えること、心を育むこと、に重きをおいています。ご興味ある方は、HPへどうぞ。 #ころあい自然楽校 #保育園選び #幼稚園選びのコツ **************************************************** ころあい自然楽校 兵庫県加古郡稲美町の豊かな自然の中で預かり保育をしています。 HPはこちら お問い合わせはこちら→eekoroai☆gmail.com **************************************************** 1つ前の記事、インスタやFBでたくさんシェアやコメント頂き、ありがとうございました。たくさんの反響頂いて驚くと共に、同じ想いの方がいることに嬉しくなりました。
今回、個人的にたくさんコメントくださったのは、なんと学校の先生でした。 「私も同じ想いです」 「学校の中から変えていきたいと思ってます」 「こどもたちの状況、しんどいです」 「居ても立っても居られず、メッセージしました」 「勇気もらいました」 こどもの状況を変えたいと思っている先生もたくさんいることがわかりました。 先生も教育委員会も町も同じ想いをもって、こどもたちの状況を良くすることが出来たら素敵だな! 【今年、稲美町民は本気を出す】 保護者が作った、キャッチフレーズ こどもたちのために動いている人が、稲美町(兵庫県)にはたくさんいる。 現状を嘆いたり陰口言ったり、噂話するでなく、自分の目で見て、自分の頭で考えて、行動を起こせる。「こどもたちの最善の利益を守るために動く」みーんな仲間やなぁと思います。 コメントくださった方も、シェアしてくださった方も、お住まいの町にきっと同じ想いの人がいるはず。 1人ではしんどいことも、仲間がいたらがんばれる。仲間、見つけてください。繋がりをもって、こどものために各地から声をあげましょう。 点が線になって、明るい未来が開けそう♡ 私たち1人1人は、微力だけど無力では無い。 日本中のこどもたちが、楽しく笑って毎日過ごせるように行動起こしましょう♡ 私の行動は「夢みる小学校」上映会すること。 多様な教育があること、たくさんの方に知ってほしいな。 チラシ、たくさん刷り上がってますので、ポスター貼るよ、配布するよ、という方はお願いします。 こんな映画がある、こんな教育がある、というのをたくさんの方が知るだけでも流れが変わりそう!と思って、チラシたくさん刷りました。 (稲美町教育委員会の後援を頂いてますので、公共施設でも貼りだしや配布いただけます) 夢みる小学校 公式HP紹介VTR 3分です。 是非! https://www.dreaming-school.com **************************************************** ころあい自然楽校 兵庫県加古郡稲美町の豊かな自然の中で預かり保育をしています。 HPはこちら お問い合わせはこちら→eekoroai☆gmail.com **************************************************** どうすりゃいいの?助けて~ お知恵ください! 昨日は、ころあい休みでした。 友人知人から「話聞いてほしい」の声あって、朝から順番に3人と会う。 夕方には、一般の方からの電話1件。 ぜー---んぶ 「こどもが学校行きたくないっていうから困ってる。」 という相談だった。 これは、個々の家庭の問題かな? 「学校に行きたくない」と言っている、その子の問題かな? 先生の問題なんかな? 「学校に行きたくない」個々それぞれ理由があると思う。 マスクをつけて黙って登校 45分授業を受けてやっと休み時間、課題や宿題の直しがあるから休み時間も休めない 黙って給食に、黙って掃除 しんどい想いしながら行っている子が多いから、弱いものイジメしたくなるよね。 そこしか気持ち持っていくとこないんだもんね。 先生だって、しんどい。 35人のこどもをいっぺんにみる。 文科省から降りてくる、「こなすべきこと」は山積み。次の行事もある。いろんなこどもがいる。 でも、それぞれの「行きたくない理由」の奥を見たい。 このシステムで、このままで、日本の教育いいんですか?って。 **************** 9/1が近づいてきました。 1年で1番こどもの自殺が多い日 2021年 415人 学齢期のこどもの死因NO1は、自殺です。 こんな国、世界を見渡しても日本だけ。 ユニセフが行った幸福度調査で、 身体的幸福度は上位なのに、 精神的幸福度は最下位に近い こんな国も日本だけです。 こどもの権利を守る委員会(世界) から、上記の状況なんとかしなさいよ、 日本は、何度も勧告を受けてます。 ****************** ころあいを、10年ほど前に立ち上げました。 「毎日幸せに暮らせるこどもを増やしたい」 そう思っての立ち上げでした。 昨日、4人のお母さんから話を聞いて、 私、この10年何やってたんやろう、 めちゃくちゃ悔しくて悲しくて。 わずか2年生のこどもに 「わたし、学校行けへんかったら、生きてる意味ない」 と言わせてしまう、この国。 公立小学校に行けなかったら、「普通」という線路から外れてしまう 他にもたくさん選択肢があれば、 こどももおかあさんも、そんな思いをしなくて済むのに 公設の学校も民営の学校もある、 その全てが無料で、こどもが安心して学べる場所なら、 選べることが「普通」なら、 そんな思いをするこどももおかあさんもいなくなります そんな社会を目指したい ****************** 公立小学校に行ってる子も、 適応指導教室へ行っている子も、 フリースクールへ行っている子も 日本中のこどもが、 毎日幸せに過ごせるように どうすりゃいいの?! 何からしたらいいの?! お知恵ください。 力、貸してください! ******************* 8/27(土)今週土曜日、 ゆるりやさん主催、稲美町で「みんなの学校」上映会があります。 元町映画館で 「夢パのじかん」上映してます 10/15(土) ころあい主催、稲美町で「夢みる小学校」上映会します。 どれも「こんな教育っていいよね!」 が溢れている映画です。 みんなで教育を考えたい、 そして、その声を学校や教育委員会、市町村、国へ届けましょう。 こどもが困っていること、自分たちだけの問題と思わず、 広い視点で、「これって、私たちの問題なんかな?」と考えてみてほしい。 どの問題も、大抵システムや構造に問題がある。 SNSで発信するもよし、 市町村へメール出すもよし(どの市町村にも匿名でメール出せるようになってます) 議員さんに話してみるもよし 1人1人の小さな行動が、やがて大きなムーブメントになって、 日本の教育を変えることになる。 「誰かが変えてくれる」 「困っているのは、私たちだけ」 それは違うから、行動してほしい。 1人1人が行動を起こせば起こすほど、 理想の教育が叶うスピードは速くなる。 早く見たいなー 日本中のこどもたちが、 毎日笑って「学校大好き!」って 言ってる姿! #オランダは こども8人に対して1人の先生 #オランダは 誰でも学校を作れる #24歳まで学費が無料 #理念や宗教、いろんな学校がある #公立も民営も #賢い国の教育を真似たい #イエナプラン教育 もオランダです #こどもが笑ってるって最高 #こどもを大切にする国 に #日本の教育を変えたい #ころあい自然楽校 #オルタナティブスクール #小学部 写真のオバケは、小学部のこどもたちがおばけ屋敷したときのものです〜 **************************************************** ころあい自然楽校 兵庫県加古郡稲美町の豊かな自然の中で預かり保育をしています。 HPはこちら お問い合わせはこちら→eekoroai☆gmail.com **************************************************** このスリング、すごく良いな!って思ったので、シェア。 Konny(コニー)というメーカーのものだそう。 新生児の赤ちゃんでも、しっかり頭が支えられる仕様になっているのと、赤ちゃんの姿勢が保たれているのがすごくイイ! (写真の時は、わかりやすくするため、赤ちゃんの頭を布から出してもらいました) それに、お母さんとピッタリ密着できるのもイイ! お母さんの心臓の音が聞こえるから、赤ちゃんは安心してそうだし、 密着していることで、体温が伝わりやすいのもいいな。 赤ちゃんの姿勢って、大人みたいに真っ直ぐではなくって、背骨からお尻にかけて、クルっと、丸くなっている姿勢が基本。 (専門用語でCカーブと言います) だから、それを崩さないように抱っこするのが、ベストなんですよね。 抱っこも、だけど、寝かすときも、布団の上にバスタオルを巻いたものを数個置いて、赤ちゃんを丸くして寝かせてくれてたな~。 助産院で出産すると、そういう細かいアドバイスもくれるからとってもお勧め! @matsudajyosanin 話をもとに・・・ たまに街を歩いていると、抱っこひもしているお母さんを見かける。 赤ちゃんの足も手も伸びていて、お母さんとも密着出来てなくて、 張り付けの刑みたいになっている子を見るけど、 あれはあんまり赤ちゃんの姿勢的には、良くないと思われます。 抱っこする側のお母さんも、赤ちゃんと密着出来てないことで、すごく重たく感じるし、腰に負担がかかっているはず。 日本で一番のシェアだろうな、というよく見る抱っこひもは、海外製品で、 海外のお母さん向けに作られているから、 日本人の小柄な体系には合ってないなぁ~と。 こどもはもちろん、お母さんの腰や肩に負担かけないようにベルトの調節するのがすごく難しい。 本当は、さらしを使って抱っこやおんぶするのがすごく日本人にあっていて、良いと思うけど、マスターするまでに難しいな、と思うことも確か。 これは、それを解決するような製品だなと思う。 折りたたむとコンパクトになるのもイイネ! 私も、荷物が多くなるのが嫌で、コンパクトなものを持ってます。 それが、写真のピンクのもの。 「New Native スリング」 これも、すごくよかった。 Cカーブが守れるのと、畳んだらすごくコンパクトなのと。 3-4歳になっても、ニューネイティブなら抱っこできます。 (抱っこしてる子は2歳) 今も、遠出するときは携帯している。 上の子が小さいときに買ったから、もう12-13年は使っているかな。 よく破れないで頑張ってくれてる・・・笑 スリングも何でもそうだけど、 「みんなが持ってるから良さそう」 ではなく、 「この子と私にとって合うものは何かな?」 で選ぶと、本質が見えてきそう? 難しいときは、プロにご相談。 赤ちゃんのことは、助産師に。 お勧めの助産師さん 加西市の松田助産院の松田さん @matsudajyosanin 乳幼児は、保育士に。 @koroaishizengakkou ころあい自然楽校では、 育児の相談も受けています。 色々知りたい、勉強したい方は、親子クラスへどうぞ。 次の4月からの募集は、12月頃です。 (早めにメールくださったら、募集開始するときに連絡してます。) 赤ちゃんにとっても、お母さんにとっても負担のないスリング選び、してくださいね♡ ※ コニーからもニューネイティブからも宣伝費もらってません。 あ、もちろん松田助産師からも!笑 #迷ったら相談してください #ころあい自然楽校 #親子クラス #育児不安 #育児しんどい お母さんどうぞ来てね #預かりクラス も募集中です #小学部 もあるよ #オルタナティブスクール #スリング #スリング選び #スリング抱っこ #赤ちゃん抱っこ #コニー抱っこひも #コニー #コニー抱っこ紐着用レビュー #ニューネイティブ **************************************************** ころあい自然楽校 兵庫県加古郡稲美町の豊かな自然の中で預かり保育をしています。 HPはこちら お問い合わせはこちら→eekoroai☆gmail.com **************************************************** 先日のブログ記事「中学校事情」について、ご心配おかけしました。
皆さん、私たち家族のことをとても親身になって考えてくださって、 お気持ちありがたかったです。 自分のときもそうだった!とメールくださった方。 私も渦中にいるとメールくださった方。 教員の立場でメールくださった方。 たっくさんのメールや言葉かけ、ありがとうございました。 娘のことを知ってくださってる方 「○○ちゃんなら、大丈夫」 と言ってくださった言葉が身に染みて嬉しかったです。 私も同じ気持ち。 こんなにたくさんの方が励ましてくれるなら、あの子は大丈夫やな そう思えました。 あの記事を書いたのは、 ただの愚痴のようでもあったけど、 皆さんのこどもが中学に入ったとき 「ゆりちゃんも、同じようなことで悩んでたな~」と思ってほしいという理由で書きました。 自分だけじゃない、と思うことで救われることってありますよね・・・ 「こどもが学校へ行きたくない」 と言い出すと、こどもを責めたり、自分の育て方を責めたりしがちなんだけど、それは違うと思う。 義務教育やから行かさないといけない! それも違う。 こどもは、「学校へ行く権利」を持っているのであって、 行かない権利も持っている。 義務は、親の側の義務であって、 「普通教育を受けさせる義務」。 だから、家庭で教育するのが、その家庭の「普通」なら、 家庭でのホームスクーリングでもいいのだー。 同じような悩みを抱える人が多ければ多いほど、 こどもの奥にある、制度や構造のことを疑う余地がある、そう思う。 話は少しずれるかも?だけど、 不登校問題を考えるとき、 小中学校の先生自身が受けてきた教育、それ自体が大きいのかも?と思うことがある。 幼児教育では、 「こどもは全て持ち合わせている。好きを引き出していくことが一番の教育」 まず、〇から始まっている。 絵本のこと、設定保育のこと、など教育の枝葉の部分もことも習うのだけど、 それはほんの少しで、「こどもの見方」という本質的なことを徹底的に教育される。 反面、小学校以上の教育では、 「足りないとこを補うのが教育」 という風に習っている節がある? 板書の仕方や、授業の組み立て方など枝葉の部分はたくさん習うけど、 本質的なことは習ってない(か、もしくは忘れた)と言っている先生によく出会う。笑 私は行ったことが無いので、よくわからないけど、 習う大学によっても違うのかなぁ~ ・こども=未熟だから教育を与えなければならない存在 ・不登校の子=助けてやらなければいけない存在 として、捉えている先生が多いみたいだなぁと思う。 そうだとしたら、私とは考え方が真逆でも仕方ないなぁと思う。 だって、根本的な見方が違うんだから。 幼児教育は、幼児だけの教育に思われがちなんだけど、 本当はそうではなくて、 人間の成長という大きな視点での捉え方 本質的な教育を教えてくれていると感じる。 小学校の先生も、それを学んでくれてたら、今の教育って少しは変わってるのかなぁと思う。 そう思うと、大学の教育って重要やなぁー 話がズレたけど、 こどもの「言葉にならない声」を拾うのも私の仕事の内だと思っている。 言葉にならない声の代弁者として、 娘が、小学校入学した時から、毎年毎年担任には掛け合ってきた、つもり。 こどもにとって何が大事か。 時には、管理職の校長教頭も同席してもらって投げかけてきた。 先生は、本当はこどものことをもっとよく見たいと思っているのに、 雑務が多すぎて、一番大事なことにかける時間が無いんじゃないか?と。 先生の仕事量が多すぎること。 事務的なことで、省けるところは省いてあげてほしいこと。 仕事や宿題、やるべきこと、なんでもかんでも「盛る」方向ではなく、「減らす」方向で考えてほしいこと。 管理職も含め、皆さん「ごもっとも」と表面では言ってくださったけど、 制度上そうはいかない、というのが回答だった。 がっくし。 こども8人に対して1人教員がついているヨーロッパの教育とは、やはり全然違う。 (日本の小学校は35人に対して1人くらい?) そう考えると、制度の問題なんだよなー。 制度の問題は、政治の問題なのだから、やっぱり選挙にはいかねばならんのだ。 全てつながってる。 ヨーロッパの教育の話を出すと、某教育委員会の職員が 「ここはヨーロッパじゃない」と鼻で笑ったことを思い出す。 その時は、私もスタッフも、ズタズタに傷ついたけど、 幸せな国の教育を真似しなければ、幸せな国は作れないのだ。 今に見ておれ―と、叩かれても叩かれても雑草のように立ち上がりたい。 今は、私たちが少数派のようだけど、そのうち時代が追い付いて、 こちらが多数派になるでしょう。 それまでは肩身の狭い想いするやろけど、仲間がいれば頑張れる! と思う。 で、娘。 学校休んで、たくさんたくさん家族で話した。 明確になったのは、 いろいろ嫌な事や理不尽もあるけど、それは我慢できる。 でも我慢できないのは、 「主体的に学ぶことが出来ない」 ってことだった。 カリキュラムは全て組まれていて、 先生がそれにのっとって、教える。 私は、言われたことを覚えるだけ、 それってロボットやん、と。 わからないところも、立ち止まってられない、 どんどん進んでいく。 学ぶこと大好きやのに、このままやったら、私それが嫌いになってしまう!と泣いた。 小学部では、「主体的に学ぶ」ことを教えてもらった。 勉強の内容ではなく、勉強の仕方を楽しく学ぶ、ってことが何より大事、と。 大人になっても、自分の学びは続いていくから、 学び方を伝える方が重要と思っている。 それは多分、小学部での教育もあるけど、 私たちの育て方も、やはり中学校のやり方とは全然違う(真反対)やから、 娘が学校に合わなくても仕方ないなと思った。 とりあえず、心を休めるのが先決と判断し、 しばらく学校は休むことに。 しばらく、がどれくらいかはわからないけど、 小学部に行ってたときみたいに、自分で勉強をしよう! と決断した後の彼女の顔は晴れ晴れとしていて、輝いていた。 その顔を見ていたら、 この子は、まぁ大丈夫やろうー そう思えた。 敷かれたレールから外れるってことは、 本人も親も勇気が要ることやけど、 その時々で悩んで決断して、ウロウロしながら生きたらええんかな、そう思った。 1年先、10年先の幸せでなく、 「今日」の幸せをかみしめて生きていきたい。 それは、私も娘も同じ。 (この記事は、本人の許可を得て掲載しました) **************************************************** ころあい自然楽校 兵庫県加古郡稲美町の豊かな自然の中で預かり保育をしています。 HPはこちら お問い合わせはこちら→eekoroai☆gmail.com **************************************************** |